プロ野球の日に学ぶ、奥歯の大切さ

こんにちは。 さいたま口腔リハビリテーション歯科クリニックです。
12月26日は「プロ野球誕生の日」です。
1934年11月2日、野球の神様と称されるベーブ・ルース選手やアメリカ選抜チームが来日し、初めてのプロチーム「全日本」と対戦しました。
この日米野球を契機に、12月26日には日本初の職業野球チーム「大日本東京野球倶楽部(後の読売ジャイアンツ)」が誕生し、その後、1936年には日本で初めてのプロ野球リーグ戦がスタートしました。
野球選手にとって、噛む力はパフォーマンスに直結する大切な要素です。特に奥歯は、力強く食べ物を噛み砕くために欠かせません。
今回は、「奥歯の大切さ」についてお話しします。
奥歯がなぜ重要なのか
ボールを打つ時の強い力、早く走るための瞬発力などは、奥歯を噛みしめると発揮できます。噛みしめた時に奥歯にかかる力を測定した研究によると、自分自身の体重に匹敵するほどの大きな力が奥歯にかかっていることがわかっています。
さらに、奥歯を噛みしめる「くいしばり」には、噛み合わせのバランスも重要です。左右のバランスが崩れていると、奥歯をしっかりと噛みしめることができません。
このことから、スポーツ選手にとって奥歯は、とても重要になります。
スポーツと歯の負担
スポーツ選手は、歯に大きな負担がかかるため、「歯が欠ける」「割れる」といったトラブルが起こる方も少なくありません。
競技中の歯やお口への負担を減らす方法のひとつに、スポーツ用マウスピースの装着があります。ボクシングやアメリカンフットボールなど、義務化されている競技もあります。装着することで、ぶつかった際などのお口のけが予防だけでなく、噛む力を安定させてパフォーマンスを高める効果が期待できます。
まとめ
奥歯をしっかりと使えることは、スポーツに限らず日常生活でも重要です。噛み合わせのバランスを整え、奥歯の健康を保つことで、食事や発声などの機能も安定します。
当院では、奥歯の健康を維持するために定期的な歯科検診を行なっています。奥歯の噛み合わせや歯の状態に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
初診WEB予約
お気軽にお問い合わせください。

