小児歯科について
乳歯だからむし歯になっても大丈夫だと思っていませんか?
さいたま口腔リハビリテーション歯科クリニックでは、お子様のお口の成長を支援するための取り組みのほかに、「フッ化物塗布」から「唾液検査によるリスク診断」などにも対応しています。
遺伝的な要素やお口の中の環境によって、それぞれむし歯のリスクは異なります。お子様、一人ひとりに最適な「お口のケア」を提案いたします。
乳歯のむし歯を放置してしまうのはあまりよくありません…
- 乳歯のむし歯が深くなると、その下につくられ始めている「永久歯」に悪影響を及ぼす場合があります。
- 乳歯を抜けたまま放置してしまうと、永久歯が生えるスペースがなくなり「歯並び」が悪くなります。
- 乳歯の嚙み合わせが悪いと、顎の成長に影響が出てきます。
- 乳歯でむし歯菌が多くなると、永久歯もむし歯になりやすくなります。
乳歯は永久歯の生え変わりに重要な役割をしています。早めに介入することは、その後のお口の成長や環境が変わりますので、ぜひご相談ください。
当院の取り組み
「歯医者さんが怖い」イメージにならないように、お子様がリラックスできるキッズルームがございます。
『暴れてしまうので、どこの歯医者さんも診てくれない』
『押さえつけられて治療するのは嫌だ』
など、お困りの場合もお子様と楽しみながら慣れていただけるように、治療を進めていきます。
※緊急を要する処置や親御さんが希望される場合は、抑制して治療を行うこともできます。
唾液検査
小学生までのお子様の唾液検査は500円(税込)で行なっています!
むし歯の予防処置について
こどもの歯は大人の歯とは違うため、将来のことまで考えた治療が必要です。お子様の歯を健全な大人の歯(永久歯)に育てていくことが小児歯科の目標です。
フッ素(フッ化物)の塗布
フッ素には歯の質を強くしたり、むし歯菌の働きを抑える効果があります。フッ素を定期的に歯の表面に塗布することで、むし歯になりにくい歯を育てていきます。
15歳以下のお子様は無料にて対応いたします。気軽にご相談ください。
シーラント処置
歯には複雑で細かい溝があり、とくに奥歯は歯みがきをしても汚れを完全に取り除くのが困難です。
そこで、溝の中にむし歯菌が入り込まないように、溝の部分をシーラント(プラスチック製の樹脂)でふさいでむし歯の予防を行います。
歯ブラシ指導 染め出し
当院では専用の染め出し液を使って、磨き残しのチェックをします。お子様自身がどの部分を磨くのが苦手なのかが分かるので、歯みがきの練習に役立ちます。
親御さんもぜひ、ご参加ください。
仕上げ磨き
お子様の仕上げ磨きは軽い力で小刻みに動かすことがポイント。十分に歯みがきができないお子様のために親御さんによる仕上げ磨きの方法についてもお伝えしています。
食事指導
お家でできるむし歯予防に「食生活」があります。「食事の時間管理」や「キシリトールの摂取」など、お子様の歯の健康や成長を考えたアドバイスを行なっています。
こどもの歯並び
見た目の改善はもちろん機能的な噛み合わせをつくることで、おじいちゃん・おばあちゃんになっても「生涯おいしく食べる」ようにすることが、私たちの目指す「お子様の矯正治療」です。
3歳からできる受け口(反対咬合)治療
「ムーシールド™」と呼ばれるマウスピースを使った3歳~5歳でも可能な受け口の矯正を行います。今まで、乳歯列期(3歳~5歳)の受け口(反対咬合)については「様子をみましょう」という経過観察をすすめてきました。しかし、永久歯に生え変わることにより、反対咬合が自然治癒する確率はわずか6%といわれています。
そこで、乳歯列期からの早期初期治療が可能な「ムーシールド™」を用いることにより、お子様の成長過程に合わせてきれいで健康的な歯並びにすることができます。歯並びを整えることは、見た目の美しさはもちろんですが、全身のバランスを整えることにつながり、運動能力や姿勢などにも大きく影響します。お子様の健やかな成長のためにも、早期初期治療をオススメします。
「ムーシールド™」は柳澤宗光先生が開発した、乳歯列期から矯正できる早期初期治療器具です。
料金(税込み)
ムーシールド™ | 料金(税込み)・期間 |
---|---|
標準料金 | 66,000円 |
調整料金 | 3,300円/回 |
治療期間 | 1年~2年 |
口腔機能発達不全とは?
食べる機能・話す機能、その他の機能が発達していないか、もしくは正常に獲得されておらず、あきらかな摂食機能障害となる原因疾患がなく、専門的な関与が必要な状態のことをいいます。
学会が提示しているチェックシートの「食べる」「話す」「その他」の項目2つ以上に該当するものが「口腔機能発達不全症」とされます。
MFT(口腔筋機能療法)とは?
指しゃぶり・爪を噛む・口で呼吸する・頬杖をつく・唇を噛む・舌を間違った場所におく・舌で歯を押す、などの癖は歯並びが乱れる癖や習慣です。
それぞれの習癖に対する対応策としてマウスピースの使用やトレーニングを行い、お口の筋肉バランスを整えることで、歯並びも治すことができます。
筋肉のバランスに早期に介入することにより、正しく機能させる訓練のことを「MFT(口腔筋機能療法)」と呼びます。
お口の成長の目安
0歳~1歳
7~8カ月頃に歯が生え始めます。前歯が生えそろってきたら、離乳食後にガーゼで汚れを拭き取りましょう。
~2歳
乳歯の奥歯が生えてきます。毛先が小さめの歯ブラシで丁寧に磨きましょう。フッ化物塗布をして強い歯に!
3歳
乳歯が生えそろい噛む力がグンと増します。ほっぺたを膨らませての、ぶくぶくうがいや自分で磨く練習もしましょう!
4歳~5歳
顎が大きくなってすき間ができてきます。
歯と歯の間はデンタルフロスを使いましょう。
6歳
乳歯の奥から最初の永久歯「6歳臼歯」が生えてきます。幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)と呼び、むし歯になりやすい歯なのでフッ化物塗布や歯みがきでしっかり予防しましょう。
前歯も生え変わりが始まります。
小学生くらいになると乳歯が生え変わって永久歯が続々と生えてきます。
この時期に顎のスペースに対して歯が大きいと、叢生(そうせい)と言ってガタガタの歯並びになってしまいます。
この時期から介入できる治療として、拡大床という装置を使った矯正治療があります。
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口腔内のお悩みやお口のことで気になることがあれば
さいたまメディカルタウンビル2Fの歯医者
「さいたま口腔リハビリテーション歯科クリニック」にご相談ください。
当院は摂食嚥下とお口の健康に特化した「生涯おいしく食べる」をサポートする歯科医院です。