こんにちは。
さいたま口腔リハビリテーション歯科クリニックです。

歯科医院で治療を受けるとき、「この薄いシートを噛んでくださいね」といわれたことはありませんか？
シートの正体は「咬合紙（こうごうし）」というもので、歯の噛み合わせを確認するものです。
今回は咬合紙の役割についてお話しします。

咬合紙とは

咬合紙は、詰め物や被せ物の高さを調整するために使用されており、咬合紙を噛むと、強い力がかかった部分に色が付く仕組みです。
この色が付いた部分を基にし、歯を少し削ったり、新しく作った被せ物の具合を確認したりして、噛み合わせの調整を行います。

噛み合わせの重要性

口腔内は非常に敏感で、わずかな噛み合わせのズレでも脳が感知します。
噛み合わせが悪いと、頭痛や消化不良などのさまざまな症状が現れてしまい、身体全体に悪影響を及ぼす場合があるため、正確な噛み合わせが重要です。

咬合紙の種類と使い方

咬合紙にはさまざまな厚さや素材があり、それぞれの用途に応じた多くの種類が存在します。
次回、歯科医院で「カチカチしてください」といわれたときは、この話を思い出し、ご自身の噛み合わせに違和感がないか意識してみてくださいね。

まとめ

身体の不調を感じている場合は、もしかしたら噛み合わせが原因かもしれません。
噛み合わせの調整を行うことで改善が見られる可能性がありますので、お気軽に当院までご相談ください。